シャニマス鼻毛グラフ結果まとめ
この記事は何か
アイドルマスター シャイニーカラーズ(通称シャニマス)に関する記事です。
ひょんなことから「シャニマスのアイドル19人(当時)はプロデューサーの鼻毛が出ていることに気づいたらどんな反応をするか」というテーマに極々狭い一部の界隈(数人規模)が盛り上がってしまい、ついにはポジションマップのグラフまでつけ始めたのでそれをまとめました。
目次
- シャニマス鼻毛グラフの概要
- 各人の"答え"
- 個人別プロット
- ユニット別プロット
- 総評
- 最後に
シャニマス鼻毛グラフの概要
筆者のTwitterフォロイー殿がシャニマス 2nd anniversary 前夜祭キャンペーン 限定入り特別ステップアップガシャにて微妙にしょっぱい結果となってしまったため半ばやさぐれて
そんなことより「プロデューサーの鼻毛が出てる時にシャニの19人で指摘できるのは誰なのか?」とかの話をしようぜ。
と発言したのがことの発端です。そこに乗っかった筆者がテンプレートを作り初めます。
まぁそうカッカしなさんな…。
— hoshi_sano (@hoshi_sano) 2020年3月22日
用意しといたんで皆さんごゆるりとどうぞ。 pic.twitter.com/At0lrBjOrz
その後しばらく間が空いて、テンプレの製造責任を取って自身の"答え"をTwitterに投げるに至りました。このとき、
どうしても他の人の”答え”も見せて欲しかったので用意したのでやってね。リンク先で貴方の思うがままに配置できます。https://t.co/A8wlM1LBI8
— hoshi_sano (@hoshi_sano) 2020年4月8日
Scratchを使って誰でもブラウザからグラフを操作できるようにしたため、いわゆるFF外の方までもグラフを作ってくださる事態となりました。
把握している範囲では自分以外に以下の方々がそれぞれの"答え"を出してくださいました。ここに感謝申し上げます。(ヘンな話題のため一応名前を伏せます。気になる方は筆者のTLを遡るなりハッシュタグ「#シャニマス鼻毛グラフ」で検索するなりしていただければ一部は追えるのではないかと思います。)
- B氏
- W氏
- A氏
- M氏
- K氏
自分含め6名分の回答が集まり、せっかくなのでアイドル個人やユニットごとの傾向なんかを見てみたくなりました。そこで素人なりに解析・分析・評価してみた結果が以下に続く内容となります。
※回答者や話題への参加者の名前を伏せる都合上、Twitter公式の引用(Tweet埋め込み)や出典の明記をしない状態で一部お言葉をお借りしている箇所があります。
なお2020年春から登場の新ユニット「noctchill(ノクチル)」のメンバーについてはグラフ実施時点で、一部メンバーがリリース済みだが日が浅く人柄がまだよくわからない、かつ残りメンバーは未リリース、という状態であったため今回のまとめ対象外としました。
各人の"答え"
回答者ごとに色を塗りました。以降、アイドル個人別プロット、ユニット別プロットと分類していきますがこの色は維持したものとなります。
筆者含め、多くの人が横軸は「指摘する」側へやや多めに配置する傾向があるように見えます。
某氏曰く、
本人たちのイメージもあるが、プロデューサーという「仕事で自分たちのことを売り込んでくれる人」に対して黙ったままでは居にくいかな、というのがある(要約)
とのことでナルホドと思いました。筆者自身はあんまりそういうことは考えてなかったような気がします。
筆者的には19人の中で面倒見のいいタイプと感情や事象にまっすぐ素直なタイプがわりと多い気がしていて、結果「指摘する」が多くなりました。これは某氏の言うところの「本人たちのイメージ」にあたるところですかね。
他の皆さんも似たような印象を彼女らに持っていて全体傾向として右寄りになっているのかもしれません。
一方で、縦軸(幻滅する/しない)はバランス良く分布してるように思います。
個人別プロット
ここからは各アイドルごとに抽出したグラフを見てみます。
櫻木真乃
中心寄りのむんさん。皆さんわりと近い解釈をされた模様です。
真乃ちゃんは初めて対峙する事象については結構「どうしよう…」となる印象があるので、そうしたイメージから指摘するともしないともいえない位置に置かれる傾向が強いのかもしれません。(指摘した方がいいとは思ってくれそうですが。)
縦軸は持ち前のふわふわした雰囲気によって特別幻滅したりもしないという評価になっていそうです。
得意分野においては飄々と(もしくは堂々と)していたり、難しい状況を受け入れるおおらかさを持ち合わせていたりと、芯のところで精神面は安定しているという向きもあるため、そのあたりも影響ありそうでしょうか。
風野灯織
真乃ちゃんと同じく中心寄りですが、やや評価のバラつきが目立ちます。
何かちょっとした問題があるといろいろ考えこんでしまう(積極的に行動できない)印象があるため、横軸は指摘しない方向へ流れがちであると想像します。
ただ言うべきことは言う子ではありますので、指摘する方向に配置されるのもあるだろうなあという感じがします。
初期のコミュに比べて最近のコミュでは積極的なところなどが見えたりするので、どの時期を想定したかでも評価が変わってくる子かもしれません。
八宮めぐる
やはり中心寄りですが、右下傾向(指摘する&幻滅しない)が強めの結果となりました。 真乃、灯織の3人ユニットの中では最も明るく振舞い、気配りをし、場を保つ役割を担うため、そうしたキャラでフランクに指摘してくれる感じが想像できます。
月岡恋鐘
安定の右下。めぐるよりも強い右下傾向です。(赤の方だけ上配置ですが…。) 底抜けの明るさと柔らかさ、人の悪い所が目に入らなそうな人柄がこの位置に付けさせるように思います。
田中摩美々
全員が「幻滅しない」側に寄せたのはこの人と後述の芹沢あさひだけです。(個人的には結構おどろき。) イタズラ好きなキャラなので、幻滅するとかしないとかではなくどうイタズラに利用するかという方向に行くという評価なのではないでしょうか。 一方で指摘する/しないの軸は振れ幅が大きいです。おそらくですが、指摘しないことによるイタズラをするか、指摘することを含むイタズラをするかで分かれてるんではないかと想像します。
白瀬咲耶
指摘はしつつちょっと幻滅する、というような傾向が見られます。 鼻毛が出てることに気付いてしまった以上その状態を放置はしないだろうなというイメージがあります。 個人的にはそのあたりある程度割り切れる頭の持ち主かなと思っていたので縦軸は特に幻滅するでもしないでもない真ん中につけました。 あんまりPに対して悪い感情を持つ印象がないので、上の方、幻滅する側に配置した方の意見を聞いてみたいところです。
三峰結華
これちょっと笑っちゃいますね。とても強い幻滅傾向です。6人中5人が幻滅する方向に振り切ってます。 アイドル(としての自分)とプロデューサーという一線を明確に引いているように見えるところがある(と筆者は思ってる)ので、そのあたりシビアに評価しそう、と思われてるのでしょうか。
幽谷霧子
数が少なく見えるのは筆者のプロット(ピンク色)が水色と完全に重なって見えなくなっているためです。 この子も人のことを悪く受け取るところが全然想像できないですね。それゆえの強い下側傾向なのだと思われます。 反面、指摘する/しないは評価が固まっていません。言動が掴みどころがない向きがあるのでちょっと想像しにくいところではあります。
小宮果穂
ザ・いい子、果穂ちゃん。6人中5人が幻滅しない方向に振り切ってるという驚きの火力。三峰と逆の評価です。 無垢の象徴みたいな子なのでまあそうなるかなという感じです。 あとヒーローに憧れているという設定もあるので、仮に鼻毛にショックを受けちゃったとしても「真のヒーローはたった鼻毛ひとつで人に対する評価を決めたりしない」みたいな信念によってすぐに気にしなくなりそうな感じもします。
某氏曰く、
「あの、プロデューサーさん!!!!!」とクソデカ声で呼んだあと耳元でこしょこしょ教えてくれる
そうです。
園田智代子
三峰に次ぐ幻滅傾向を持っています。 個性的なユニットの中にあって比較的一般人というか歳相応の少女感を持っている子なので、男性の鼻毛に対する評価も相応になりそう、という考えによるものでしょうか。 少し迷ったあと言いづらそうに指摘するイメージがあったので、筆者は横軸やや右に配置しました。
西城樹里
6人全員が「指摘する」側に配置したものの、そこまで強い指摘傾向を持っているわけでもない、という特徴が面白いです。 なんだかんだ面倒見がいいタイプなので呆れながらも指摘してくれるイメージがあります。それもあってか縦軸も評価は分かれつつもそこまで振り切ってないですね。
杜野凛世
強めの「指摘しない」傾向が出ています。これと同じようなかたちになったのは甜花ちゃんくらいでしょうか。 もともと強く発言や主張するタイプではないのでこうした配置になるのは納得感があります。 某氏曰く、
絶対無いとは思うけど「プロデューサーさま…その…鼻毛が出て…ございます…」って言われたら事務所全員爆笑すると思う。
とのことで、やはり指摘するイメージはあんまり湧かないですね。 作中ではプロデューサーに対する強い好意が明言されているキャラですが、そんな対象が間抜けな様子を晒してしまったときに残念に思うのか、そんなことでは揺るがないのか、評価は分かれそうでそれがグラフにも出てる気がします。
有栖川夏葉
これもすごいですねー。強い指摘傾向で全員の意見がほぼ一致しています。 怠惰や不精を許さない性格だと思いますんで、喝を入れるような感じで指摘しそうです。 縦軸については、「幻滅しない」ではない、という点においてはこれも全員一致していますが、どの程度幻滅するかどうかは評価に少し幅があります。 「人に鼻毛姿を晒さない為にはどうしたらよいか」とポジティブなアドバイスをくれそうですし、そこまで強く幻滅はしないんじゃないかと個人的には思います。
大崎甘奈
縦軸の評価の割れっぷりがすごいです。 個人的には智代子と似たような評価で、適切な表現じゃないかもしれませんがフツーの女子っぽい反応というか…。 あと特に甜花ちゃん関連で時折出てくる暗黒面に落ちそうな感じを発揮して、指摘しない&幻滅する方に向かったりしないかなーと。 別の考えとして、甜花ちゃんに対するのと同じくらい、母性というか甘やかしっぷりを発揮してくれるのであれば幻滅しない方に行きそうではあります。
大崎甜花
やや強めの左下傾向です。本人がわりと自堕落なので、他者のそれにも鷹揚であろうという評価が伺えます。 幻滅する方に配置した方の考えとしては、自分がアレなのでプロデューサーさんにはしっかりしてて欲しかったのに残念、みたいな感情の想定だったりするんでしょうか。
桑山千雪
左下傾向ですが、結構評価が割れてすね。 筆者もこの人はちょっとよくわかんなくて、迷いながら左上に配置しました。 頑張って言語化すると、千雪さんとプロデューサーは結構お互いを対等な大人と見てるフシがあるかなと思い、そんな相手の鼻毛が出てたらちょっとガッカリするだろうなと思ってこの位置ですかね…。 某氏は
灯織や夏葉と違ってズボラさには鷹揚に構えてくれそう。身近な人のダメなところを見るとちょっと嬉しくなるみたいな性癖持ってそう。
とのことで、むぅ、それもアリやな…と思った次第。
芹沢あさひ
やや強めの右下傾向です。「幻滅しない」という点で全員一致しています。 浮世離れした感性の持ち主というキャラゆえに、他者の身だしなみがどうとか全く興味が無さそうなので、幻滅するとかしないとかそういう次元にないという評価なのだと想像します。 横軸については、本当に興味なくて完全スルーするか、さらっと何でもないことのように指摘するか、という感じで幅があるのだろうと思います。 ところで某氏曰く、
あさひは時期によりそうというか、その時夢中になってるものによってはメチャクチャがっかりされ得る危うさある
とのこと。んん、慧眼。
黛冬優子
やや右上傾向で、咲耶さんに近いかたちになっています。筆者(ピンク)の回答を外れ値とみなした場合、夏葉の類似型とも捉えることができそうです。 普段からプロデューサーに対しては呆れてるというか諦めてるというか変に崇敬してるところがないので、鼻毛出てるみたいなガッカリイベントがあったとしても振れ幅が大きくないのかもしれません。 そういう意味で縦軸では真ん中寄りな皆さんの回答は理屈が通るように思います。 口は悪いですが面倒見は良いタイプなので、横軸では右に寄るのは共通見解っぽいですね。
和泉愛依
あさひちゃんと同じく右下傾向です。 この人もサバサバして面倒見が良い感じですし、物事を悪く捉えることもあんまりなさそうなので、こういう形になるんでしょう。
ユニット別プロット
意味のある分類になるかは微妙なところですが、次はユニット別に抽出したものも見てみます。
イルミネーションスターズ
4領域にわりとバランスよく分布してる感じがあります。(左下がやや少なめですが。) 上下左右に突出した回答がなく、中心寄りにまとまってるのも特筆すべき点です。 メンバー同士の重なりも多いです。 他のユニットにはこのような傾向は見られませんでした。
アンティーカ
これだけプロットがあって左上領域がゼロなのは面白いですね。 中心寄りのプロットが少な目なのも注目点です。 多くの回答が右側、すなわち指摘する側に集中しています。 三峰、咲耶、恋鐘がそれぞれのテリトリーを持つ一方で、摩美々と霧子が重なるように分布しています。
放課後クライマックスガールズ
アンティーカと同じく、多くが指摘する側に寄っています。 樹里、夏葉、智代子が右上にかたまりつつ、果穂ちゃんが最右下を支配し、ほぼ凛世だけが指摘しない側にいます。 後者2名は他メンバーとの重なりも概ねありません。 個性豊かな放クラにあっても、果穂と凛世は少し毛色が異なる特性も持っているということを示唆しているかもしれませんし全然そうでないかもしれません(適当)。
アルストロメリア
全ユニット中唯一「指摘しない」傾向が強いユニットです。 中心寄りのプロットも多くなく、アンティーカのグラフを左右反転したような形状になっています。
ストレイライト
アンティーカに近い右に寄った形状になっています。右上を冬優子が、右下をあさひと愛依がそれぞれ支配するような配置です。 劇中でもこの1対2の構図になることがあり、同様のことがグラフにも現れるのは面白いですね。
総評
評価(解釈?)が分かれやすい子とそうでない子が出るのはやる前からある程度予想できましたが、実際にかたちになって表れるとやっぱり面白いですね。夏葉の満場一致っぷりは笑いました。
とはいえ19人(現在は+4人)と対象が多く、また個々人のコミュ(ストーリー)もそれなりのボリュームがあるためなかなか全部は追いかけられず、まだまだ人柄を把握しきれていない子は多いと思います。 今後いろいろ内面を知っていったり、あるいはコミュが増えたりアイドル同士の絡みが増えたりで新しい面を知っていったりで、またグラフは変化していくのかもしれません。 新しいユニットも増えたことですしね。1年後とかに同じテーマでもう1回グラフ作ってみたりするのもきっと面白いでしょう。
また今回参加されなかった方も、この記事を読んで気になったら是非上の方のリンクからグラフ作ってみて「#シャニマス鼻毛グラフ」タグで投稿してみてください。ごく狭い一部界隈が喜びます。
総評っつーか感想だこれ。
最後に
アイドルマスター シャイニーカラーズ 2週年おめでとうございます。
このおめでたいときに鼻毛で盛り上がってごめんなさい。