FirefoxとWaterfoxの間で揺れる
ちょうど一個前の記事で「もっと気軽に日記でも」とか書いておきながら半年間が空いてるという。
前提
- Emacsライクなキーバインドが好きなので、テキストを打つ系のあらゆる作業はそれ系のキーバインドにしたいと思っている
- なんでそうなったかはあまり覚えていないけど、ブラウザはFirefoxを使い続けてきた
以前はFiremacsというアドオンを入れていて、何がキッカケかわからないがいつからかKeySnailというアドオンに乗り換えていた。どちらもEmacsライクなキーバインドを実現するためのアドオン。
メインOSがXubuntuからWindowsに移ってもそこは変わらずで、特に不便も感じていなかった。
少し前、Firefox QuantumがリリースされてKeySnailを含むいろんなアドオンがお亡くなりになってしまった。
KeySnailが死んだ…
— hoshi_sano (@hoshi_sano) November 15, 2017
慣れ親しんだ操作でブラウジングできないのは大変にストレスだったので、いくつかキー設定できるアドオンを試し、最終的にVimium-FFというアドオンに落ち着いた。 (名前の通りVimライクにするためのアドオンだが、設定次第でEmacsライクにもなる。FFというのはForefox向けという意味で、本来はChrome向けのプラグインだったようだ。)
しかしVimium-FFだけだと、例えばアドレスバーやテキスト入力欄などではEmacsライクな文字入力はできなかった。他の似たようなアドオンも同様。
Firefox側でそのへんのカスタマイズができないようになってしまったっぽい。(あまりちゃんと調べてない。)
それでは片手落ちだということで、オーバースペックなような気はしつつ、Keyhacというキーカスタマイズツールを使うようにした。
最終的に、文字入力はKeyhacで、タブ移動・画面スクロールなどのブラウジング操作はVimium-FFで、という構成になった。
(ここで最早ブラウザがFirefoxである必要がなくなっていることに気づいた。)
KeySnailがお亡くなりになった件、とりあえずvimium-ffとkeyhac入れて使いながらconfig調整して快適な環境を取り戻しつつあるけど、この構成だと最早Firefoxである必要がないな。
— hoshi_sano (@hoshi_sano) November 17, 2017
しばらくそれで運用してみたものの、以下のような理由で小さなストレスがじわりじわりと蓄積していった。
- 以下のような状況でキー操作(Ctrl-Fなど)によるタブ移動ができない
- 404などエラー画面
- ロード中の未表示画面
- Keyhacの副作用が強い
- あらゆるアプリのショートカットキーを上書きしてしまう
- 設定ファイルで除外アプリを指定できるけど、新しいアプリが増えるたびにこれをやるの?
- 設定ファイルの使い方がまずかっただけの可能性もアリ
というのを背景に、Quantumによる高速化の恩恵もあまり感じていなかったので、Waterfoxという以前のアドオンも使えるというFirefoxの派生ブラウザを使ってみることにした。
正確に言うと、デスクトップPC(主に絵を描いたりゲームしたり)では既にWaterfoxを使っていて、ノートPC(主にコード書いたり仕事したり)ではFirefoxを使っていたんだけど、
特にWaterfoxで問題らしい問題も感じなかったのでノートPC側もWaterfoxすることにした。
んでちょっと使ってみたんだけど妙にWaterfoxが重い。常にではないけど、割と支障をきたすレベル。
なんだろうタブ開きすぎか。たしかにデスクトップPCの方ではそんなに激しく使ってなかった。あるいはスペックの問題? Quantumお前速(軽)かったのか…!?気づかなくてごめん。
てなわけでWaterfoxはWaterfoxでまた違ったストレスの種があることがわかってしまい、さてどうしたものかという感じ。 FirefoxかChromeでなんかいいアドオン(プラグイン)ないかなあ。
あ、最後にどうでもいい難点を書くと、Alt-TABでウィンドウ切り替えするときThunderbirdとWaterfoxの違いがパッとつかなくて一瞬困る。アイコンの色が似てる。